千歳烏山・パティスリー「ユウササゲ」でしぼりたてモンブランとミルフィーユ、季節のかぼちゃスイーツ

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10月に入った週末、千歳烏山近くに出かける機会があり、以前からずっと一度味わってみたいと思っていた「パティスリー ユウササゲ」のモンブランを買いに行ってみることにしました。

思いついたのが午後3時過ぎ、肝心のモンブランが残っているかどうか心配になり、出かける前にお店に電話をしてみたところ、「まだ残っていますが、残りは少ないです」「よろしければ、お取り置きしましょうか?」とありがたい提案。即答でお取り置きをお願いしてから伺いました。

お店は、京王線「千歳烏山」駅北口から歩いて4〜5分の場所にあります。

店内に一歩足を踏み入れると、ガラスケースに並ぶ美しいケーキたちに目が奪われます。

伺ったのは16時前、残り少ないケーキもあります。

栗やかぼちゃの温かみのある色合い、クリームの滑らかな質感、細やかなデコレーションのケーキです。

どのようなケーキなのか、ひとつひとつ説明を読みながら、購入するケーキを選びます。

モンブランは確かに残数が少なく・・・お取り置きをお願いして正解でした。

店内には手土産にぴったりの焼き菓子もあり、迷ってしまいます。

この日は、お取り置きをお願いしたケーキ2個に加え、秋らしい栗とカボチャを使ったケーキ2個の計4個を選びました。

購入したケーキはこの4種類、まさに栗尽くし。これをみるとだけで幸せな気持ちになります。

しぼりたてモンブランは早目にいただくのがよいと、帰宅後、お茶を入れてすぐにいただきました。

モンブラン(630円)

タルト生地の土台の上にココナッツのムース、中には大きな栗の渋皮煮が入り、上には洋栗のマロンクリームが絞られています。

最初、中の白い部分は無糖の生クリームなのだろうと思っていたのですが、意外な組み合わせで驚きました。栗の味わいもしっかり感じられるクリーム、そしてバターの風味がよいタルト台と贅沢な素材を使ったモンブラン。ココナッツのムースが軽い味わいで栗を引き立てていました。

しぼりたてモンブラン(800円)

メレンゲの上に甘さ控えめの生クリーム、そしてマロンクリームが絞られた王道のモンブラン、栗は愛媛県産の和栗、栗本来の香りがふわっと広がり、軽やかで上品なクリームが口の中でとろけます。しぼりたてらしく、メレンゲはサクサクでクリームとメレンゲのコントラストが絶妙、一口ごとに心が満たされる贅沢なお味でした。

ミルフィーユ マロン(900円)

店頭でこのケーキを見たときに、マロンクリームの美しさとパイの組み合わせに惹かれ、購入を決めたもの。


パイ生地の間は、バニラとマロンのムースで洋ナシのジュレがサンドされたもの。両側のパイのサクサク感を保つためか、ムースはホワイトチョコレートで包まれています。

上には洋栗のマロンクリームと渋皮煮、贅沢に栗が使われています。

何層にも重なったパイ生地と栗クリームの食感のハーモニーが魅力。口に入れた瞬間に広がる栗の濃厚な風味とパリッとした生地のコントラストが秋らしさを引き立てていました。

サントノーレポティロン(680円)

かぼちゃクリームとキャラメルクリームをシュー生地に合わせた秋らしい季節のケーキ。ハロウィンらしく、こうもりのチョコレートが飾られています。

クリームの甘さと生地の軽やかさが絶妙に絡み合うお味、鮮やかなオレンジ色が華やか、かぼちゃの優しい甘みと香りで秋を感じました。


夫婦でシェアしながら、ケーキをいただくと、一口ごとにうれしくなるものばかり。どのケーキも素材へのこだわりと仕上げの丁寧さが感じられるもの、さすが食べログスイーツ百名店に選ばれたことのあるお店だと思いました。

以前から憧れていたモンブランをいただくことができ、幸せな休日になりました。千歳烏山周辺に行く機会があればまた購入したいと思っています。

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