旺角から深水埗へ1時間散策~青空市場で地元の生活に触れるウォーキングコース

海外散歩

旺角にある昔ながらの青空市場を抜けて、深水埗まで約1時間の散策を楽しみました。

スタートは宿泊先のヒルトンガーデンイン旺角、目的地はMTR深水埗駅です。途中道端のお店を冷やかしながらのんびり歩いて1時間~2時間のお散歩、元気があれば、帰りも歩いて帰ることができるくらいの負担の少ないコースです。

スタートから到着地点までは、2.5km、真っすぐ歩いて33分の距離です。

ホテルを出発して廣東道を北に向かって歩いて行きます。最初は、建築関係の道具街が続きますが、山東街を超えたところから青空市場が始まります。

道具街だった道に青空市場が現れます。道路の両側の建物の1階にもお店があるのですが、加えて、道の両側に屋台のお店がでて賑わいます。

最初は、野菜や果物を扱うお店が多く並ぶエリアです。

さつまいもが売られています。

野菜や肉、野菜などは、個数の他、重さで値段が決まります。重さの単位は、「斤」「磅」と書かれていますが、1斤(きん)=約600g、1磅(ポンド)=約450g、重量を計ってもらって代金を払います。

果物の王様ドリアンです。勇気がないので、市場で買って食べたことはありません。

果物などは、1個〇ドルや、ひと山〇ドルで販売されることもあります。こちらは、ひと山10ドル(150円)とお手頃価格。果物ならホテルに持ち買って食べることもできるので、美味しそうなものがある時には、市場での購入はお薦め。

卵は6個で10ドル。

季節の栗は、殻付きで1ポンド23ドル。ハーフポンドなら13ドル。むき栗は、ハーフポンドで30ドル。思わず買って帰りそうになりました。

青空市場を進んでいくと、更に混み合ってきました。夕方遅くなると、夕食のお買い物のお客さんも増えてきます。

精肉、鮮魚のお店もあります。

部位別に切り分けられて販売されています。基本、毎日買い出しに行く方が多いようですので、買ったものはその日のうちに調理して食べる・・・このような販売方法でも大丈夫なのだと思います。

青空市場は旺角道まで。そこからは、彌敦道に出て北上していきます。

途中、ミシュラン一つ星の点心専門店「添好運」の本店の前を通りました。

フォーシーズンズホテル香港の広東料理店「の点心師を務めたシェフが、「よりカジュアルに、日常的に本物の味を」という想いから独立して2009年にここで開業。安くて美味しい点心の味が評判になり、お店が増え・・・今や、日本の他、台湾、シンガポール、オーストラリア、フィリピン、タイ、マカオ、アメリカまで進出しています。

深水埗に近づくにつれ、賑やかになってきました。香港で100年の歴史がある老舗肌着ブランド「利工民」のお店もあります。

ブルースリーなど映画俳優にも愛用者が多いとのこと、デザインは昔ながらのものでノスタルジーを感じさせるものですが、肌触りがよく、長持ちするお品とのこと。隠れた愛用者も多いと聞きました。

この日は1時間半程で深水埗駅まで来ました。地下鉄の入り口は、デモ隊と警察の衝突で燃やされ、一部の出入り口は閉鎖されていました。

香港の下町を巡り地元の生活を垣間見る散策もお薦め。途中、おやつやランチのお店も多々あり、寄り道が多いと半日くらい楽しめるコースです。

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