【2025年4月宿泊】ホテルリソルトリニティ金沢宿泊記(2)ホテル併設「イルキャンティ」でいただく金沢らしさのある和洋の朝食

宿泊記

「ホテルリソルトリニティ金沢」の1階には東京でもおなじみのカジュアルイタリアンの「イルキャンティ」が出店、ホテル宿泊者向けの朝食は「イルキャンティ」で提供されています。

看板を見たときには、「金沢にもあるんだ」と思いましたが、朝食会場になっているとは思いませんでした。

朝食料金を事前に支払いしておいたので、チェックイン時に朝食券をいただいていました。レストランではこのチケットをスタッフさんに渡して入店、ほとんどの方が朝食券での支払いのようでした。

ランチタイム、ディナータイムにはイタリア料理店として営業しているお店がそのまま朝食会場になったもの、ギンガムチェックのテーブルクロスなどイタリアンらしい雰囲気です。

お料理はカウンター部分に、和食、洋食が用意されています。

スポンサーリンク

お料理

和食

ビュッフェコーナーの最初にあったのが、和食。お鍋の中には、金沢おでんとめった汁が用意されていました。

「めった汁」はこちらで初めて知った汁物、さつまいもや大根、人参といった根菜類を使った具だくさんの豚汁のこと、一般的な豚汁と違うのは、じゃがいもではなくさつまいもを使っている点。甘味のあるさつまいもでほっこりする味噌汁になっていました。

そして、金沢おでんです。麩、大根、がんもどき、ちくわなど。

鮭、きんぴら、卯の花と和食の定番が並びます。

ごはんのお供は、梅干し、昆布、海苔、納豆。和食だけでもしっかりバランスの取れた朝食になりそう。

洋食

洋食は、スクランブルエッグ、ソーセージなど、こちらも定番のもの。

イタリア料理店らしく、ミートボールやエスカベッシュなど、朝食では珍しいお料理もあり、楽しくなります。

ポットの中にはコーンスープ、濃いめでコーンの香りがしっかりするもの。

サラダバーは品数少な目ですが、レタス、コーン、オクラ、チキン、ビーンズとあってバランスよいサラダを楽しめます。

フルーツ、ヨーグルト

フルーツはオレンジとバナナ、そして、フルーツのシロップ煮、ヨーグルトにははちみつも添えられていました。

パンは、食パンにデニッシュなど4種類、バターとジャムの用意もあります。オーブントースターがありましたので、トーストして楽しめます。

ドリンク

オレンジジュース、ミルク、野菜ジュースの隣には、金沢棒茶、香り良いほうじ茶のアイスドリンクはさっぱりしていてよいものでした。

コーヒーはあらかじめ抽出されたものをポットに入れて提供する方式で、エスプレッソやカフェラテはありません。

ロビーのコーヒーマシンは朝の時間帯も使えましたので、食後にロビーでカフェラテを淹れて部屋で楽しむことしました。

スポンサーリンク

いただいたもの

和食、洋食のラインナップを見て、ちょっと迷いが生じ・・・ご飯、めった汁に和洋のおかずを合わせていただきました。

焼鮭とエスカベッシュをメインに、きんぴら、卯の花、加賀野菜の蒸し物、そしてスクランブルエッグにしました。

サラダは彩りよくと思ったのですが、赤味が足りず・・・食材に多少の偏りがあったようです。オレンジ、ヨーグルトがデザート代わり。

ごはんは金沢産コシヒカリとのことでしたが、炊き方が良くなかったのか、粒立ちしておらず水分が米について若干ふやけた感じの炊きあがりのもの。ここが美味しかったら印象がずいぶん変わったのではないかと思いました。

加賀野菜をはじめ、金沢を意識する食材とお料理の朝食の用意があり、楽しくなる内容だったのですが・・・焼き鮭がパサついているなど素材に残念な点があったほか、ご飯が水分を多く吸ってしまっているなど調理の状態がいまひとつだったりと少々不満が残る朝食でした。


ホテル室内の様子は別記事で紹介しています↓

 

コメント