2023年1月全日空シカゴー羽田（ORD-HND）ファーストクラス【搭乗記】アメリカからの帰国便では洋食を選択

日本への帰国便は夕方の出発、最初の機内食はちょうど夕食の時間帯。食事のタイミングに合っているので、ファーストクラスの食事もしっかり楽しめます。

出発前に全日空のホームページに掲載されている機内食メニューで内容を確認、アメリカからの帰国時は、和食が食べたくなるのですが、シカゴから積み込む機内食であることを考えると、お勧めは洋食！アメリカらしいメニューがあればベストです。

離陸後、最初にサーブされるアミューズを楽しんでいると、オーダーを聞かれました。

機内で渡されたメニューを見ると、洋食メニューのメインは、USプライムの牛フィレのステーキか、大鮃のロースト＆海老のソテーからの選択。ステーキよりもシーフードかなと、大鮃のロースト＆海老のソテーをお願いすることにしました。

アミューズ

お食事の前に供されるのは「アミューズ」

アミューズは、ANAオリジナルスティック、ぶどうとクリームチーズのピスタチオボール、スモークダックとマンダリンオレンジのピンチョス、クラブミートサラダのパイ仕立ての4品。少しずつおつまみメニューが楽しめるのはとてもうれしい点、彩りもよく美味しそうです。

いつもながらですが、オリジナルスティックのサクサクが心地よく、スモークダックにはオレンジのアクセントが効いていて美味しくいただきました。

アミューズをいただくと、テーブルにテーブルクロスがひかれ、食事の準備が進みます。

パンもサーブされました。ハード系の硬めのパン。ひとつはレーズン入りで少し甘め、食事にも合います。

パンと一緒に準備されたのは、バター、オリーブオイルのほか、塩コショウ。パンをバターでいただくか、オリーブオイルでいただくか迷ってしまいます。

アペタイザー　

アミューズを食べ終えると、続いてアペタイザーが提供されました。

■ キャビアを添えたパースニップのムース

ファーストクラスと言えば「キャビア」、せっかくなのでオーダーしてみました。

キャビアは、一瓶丸ごとサーブされるのではなく、あらかじめプレートに盛り付けられた状態で供されました。若干分量が少ないように思いましたが、たくさんあっても次のお料理が楽しめないのでこのくらいが適量なのかもしれません。

お味は・・・塩味が強めで、パンケーキなしではいただけなかったもの。口の中でプチッとはじける瞬間がよく、楽しませてもらいました。

続いて・・・メインなのですが、その前に・・・

アペタイザーは複数種類のメニューから１皿を選ぶのですが、食べてみたいお料理があったので、もう1皿お願いしてみたところ、用意していただくことができました。

■ チキンレバーテリーヌディジョンマスタードソース

ハード系のパンが美味しそうだったので、パンによく合うテリーヌもお願いしてみました。濃厚なお味、ハード系のパンとは相性が良く、パンが進んでしまいます。

この日はファーストクラスの乗客が妻1人だけ。どのお料理を選ぶかわからないので、全種類搭載されていたのだと思います。

メインディッシュ

アメリカ発では、ステーキがお薦めなのですが、妻は、シーフードを選択しました。

■ 大鮃のローストと海老のソテーアメリカンソース

リゾットの上に鮃と海老、帆立のソテー、トマトクリームソースがかかったお料理です。ほろっと崩れる鮃が特に美味しく、機内食とは思えないお料理でした。

デザート

洋食メニューのデザートには、アイスクリーム、ブルーベリーチーズケーキ、チョコレートケーキとあったのですが、興味をそそられたのは、和食のデザートとして用意されていた「丹波みくまり」。「仙太郎の水羊羹なのかな」と思い、CAさんにお聞きしてみると、やはり仙太郎のものとのこと。以前、お土産でいただいて美味しかったので、こちらをお願いしました。

■ 丹波みくまり、抹茶