道の駅なるさわで出会う旬の特産物|とうもろこし・キャベツ・桃・ぶどうが揃う富士山麓の恵み

旅先散歩

河口湖に出かける方にお勧めしたいスポット、 富士山麓にある「道の駅なるさわ」に行ってきましたので、紹介します。

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富士山麓に佇む道の駅なるさわ

山梨県鳴沢村にある「道の駅なるさわ」は、国道139号沿いに位置し、富士山観光や富士五湖ドライブの途中に立ち寄れる人気スポットです。

周囲は自然豊かで、富士山を望む絶好のロケーション。大型駐車場や清潔なトイレ、EV充電設備も整い、快適に利用できるのが魅力です。

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地元農家の特産物が並ぶ直売所

直売所には、地元の農家さんが丹精込めて育てた新鮮な野菜や果物が毎日並びます。

販売されている農産物はとても新鮮、そしてスーパーより格安なため、旅行者にも地元の方にも愛されています。

特産物を使った野菜まんじゅうほか、味噌、うどんなどもあり、地元ならではのものが手に入ります。

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鳴沢村の農産物の特徴

鳴沢村は標高約1,000m、富士山北麓に広がる高原地帯。冷涼な気候と富士山の火山灰土壌が、ここならではの農産物を育んでいます。

昼夜の寒暖差により、野菜や果物は糖度が高く、旨みが凝縮。火山灰土壌は水はけが良く、根がしっかりと育ち、瑞々しさを保ちながら成長。夏は特に、とうもろこしや高原キャベツが旬を迎え、まさに自然の恵みを感じられます。

その味わいは、観光での食体験はもちろん、別荘での食卓にもふさわしい上質さ。富士山麓ならではの特産物です。

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鳴沢村特産の夏野菜

直売所には、地元農家が丹精込めて育てた野菜が揃います。新鮮で香り高く、都会では出会えない味覚です。

甘さが際立つとうもろこし

夏の看板商品といえば、とうもろこし。鳴沢村では、「恵味ゴールド」や「ゴールドラッシュ」といった品種のとうもろこしが主力、そのほかにも、あまり見かけない品種もあり、とうもろこし好きの方には特におすすめの農産物です。

ゴールドラッシュ(5本入り1,080円)

入り口に積み上げられていたのが、「ゴールドラッシュ」

糖度は約18度と高めで、まるでフルーツのような甘さ。口に入れた瞬間に広がる爽やかな風味が人気のとうもろこし。初めて食べる方には「これ、とうもろこし?」と驚かれることが多いと思います。

粒皮がやわらかくジューシーなのが特徴です。

恵味ゴールド(めぐみごーるど)(5本入り1,080円)

もう一つの人気品種がこの「恵味ゴールド」

甘さと旨みが調和し、しっかりとした粒感を持ちながらも食べやすい品種、加熱しても風味が落ちにくく、料理にも向いています。

黄色が鮮やか、バランスの取れた品種ですので、どれにしようか迷った方にはこれがおすすめ。

ホワイトショコラ(2本入り900円)

とても珍しい品種「ホワイトショコラ」、2本で900円ととてもお高いもの。

名前の通り、真珠のように白いのが特徴、非常に糖度が高く、上品でクリーミーな甘さ。生で食べられるほど柔らかく、デザート感覚でも楽しめます。

大和ルージュ(2本450円)

赤紫色に近いルビーのような粒色を持ち、見た目も華やか。ポリフェノールが豊富で、ほんのりとした甘みと奥行きのある風味が魅力。焼きとうもろこしにすると香ばしさが際立ち、食卓を鮮やかになります。


東京ではあまり見かけない品種もあり、選べる楽しさがあるもの。いずれも、かじった瞬間に果汁があふれ出すほどジューシーで、澄んだ甘さはまさに高原育ちならではの贈り物。

高原キャベツの瑞々しさ

鳴沢村のもう一つの特産物は、高原キャベツ。葉がしっかりしていながら柔らかく、甘みが強いのが特徴。

群馬県妻恋のキャベツよりも時期が遅く、最盛期は8月。立派なんキャベツが積み上げられています。

しっかり巻かれたキャベツはずっしり重いもの。新鮮でパリパリ、千切りキャベツにしていただくととても美味しいキャベツです。シンプルに蒸すだけでも豊かな味わいが広がり、食卓を美しく彩ります。

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果物は“桃からぶどう”へ移ろう旬

山梨といえば果物王国。8月の「道の駅なるさわ」では、ちょうど桃からぶどうへと旬が移り変わる時期。

この日は午後に出かけたため、出荷数量が少なかった桃はほぼ完売、ぶどうが中心でした。

ご家庭で気軽に食べられるぶどうから、

お土産にも使えるものまで、扱っているぶどうはクオリティもお値段も様々。

大粒で驚くサイズのシャインマスカットなど、高級感ある甘さと芳醇さを誇るものが並びます。

ぶどうの旬はこれから、9月から10月にかけてさらに多くの品種が出てきます。8月は、桃とぶどうの両方を楽しめる贅沢なタイミング。旅の思い出を華やかに演出してくれます。

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軽食堂でひと休み

施設内にはそば・うどん・定食などを提供する軽食堂も併設されています。

フードコートのようなカジュアルなお店です。どこか社員食堂のようなアットホームさがあり、観光客はもちろん、地元の方々にも利用されている様子が見られます。

室内のテーブル席は、大きな窓から光が差し込み、明るく清潔感のある雰囲気、そのほか、テイクアウトして、屋外のテーブルでいただくのもよいもの。

提供される料理は、地元の食材をふんだんに使ったものが中心。

そば・うどんのほか、富士桜ポークや甲州牛を使った定食やカレーなど、価格は観光地にしては良心的で、手軽に利用できます。

買い物に出た折、ランチで軽くいただきました。

冷そば(600円)

乱切りのそばは冷水でしめられてキリリとしたもの、甘めの汁で

天ぷらそば(600円)

温かいそばも試してみました。

にんじん、ゴボウ、玉ねぎのかき揚げが乗ったそば、たっぷり野菜でうれしいかき揚げが美味しく、お得感ある内容でした。

素朴な雰囲気ながら、丁寧に作っているのがわかるもの、買い物の合間に立ち寄るのに便利です。

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アクセス情報

中央自動車道「河口湖IC」から国道139号を経由して約20分、河口湖と西湖、精進湖をつなぐ国道沿いにあるため、夏のシーズンは渋滞する場所。ちょっと時間がかかるかもしれません。

駐車場は、第1・第2・第3と3か所あり、すべて24時間利用可能。台数も多く、EV急速充電設備も完備しています。

営業時間

物産館/農産物直売所:9:00~18:00
軽食堂:9:30~17:30
インフォメーション/休憩室:9:00~17:00
なるさわ富士山博物館9:00~18:00(年中無休、入館無料)

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まとめ|富士山麓の恵みを味わえる場所

「道の駅なるさわ」は、富士山観光の途中に立ち寄るだけで、甘いとうもろこし・みずみずしいキャベツ・旬の桃とぶどうといった特産物を購入できる便利で魅力的なスポットです。

我が家でもとうもろこしを購入、今回は「恵味ゴールド」にしました。

皮つきのまま電子レンジで加熱。2本でしたら、300Wで片面4分、上下を返して4分追加加熱すると甘く仕上がります。100度になるまでの時間をゆっくりにするほど甘味が増すとのこと。農家さんに作り方を教えてもらったものを実践しています。

黄色の粒が光るとうもろこし、甘味が強く、手も口の周りもぺとついてしまうほど。朝食にもピッタリでした。

新鮮な食材をお得に手に入れつつ、地元ならではの味覚に出会えるのは旅の楽しみのひとつ。富士山麓を訪れる際には、ぜひ立ち寄って“旬の鳴沢村の恵み”を体感してみてください。

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