ワシントンDCのモール周辺のホテルはどこも高騰しており、ホテル選びは難航。いろいろ探していくと、郊外のホテルが安いのですが、不便な場所ばかり。短い旅行で効率的に観光するには不向き。
そんな中、モールからの距離がさほど離れていないバージニア州側が比較的安めと分かり、アーリントンかクリスタルシティ付近でホテル探し。数あるホテルの中から、「ヒルトンアーリントン」が突出して安い値段で出ることがあり、さらに、こちらのホテルにはエグゼクティブラウンジがあって現在も運営されているとわかったため、安くなった時期を狙って予約しました。
ヒルトンオナーズのポイントでの宿泊での必要ポイント数はほぼ価格と連動。お値段や安いホテルはポイントも少ないので、ポイント利用のメリットもありました。
場所
今回宿泊したのはバージニア州側のアーリントン地区にある「ヒルトンアーリントン」、ワシントンDCの中心部から電車で20分ほど。「ヒルトンアーリントン」はワシントンメトロシルバーラインのボールストンMU駅のすぐ上にあります。
駅から地上にスカレーターで上がると、
ボールストンメトロセンターの中にホテルがあります。雨にぬれずそのままビルに入れる距離です。
玄関・ロビー
大都市にあるヒルトンホテルは大型ホテルのイメージがありますが、「ヒルトンアーリントン」は非常にこじんまりしたホテル、ロビースペースは最小限、アメリカのモーテルよりもさらに狭いくらい、ロビーのソファは、この写真のセットが2つほどでちょっとびっくり。
車寄せ側の玄関には外のエリアにテーブルセットが置かれたスペースがわずかにありました。
チェックイン
ホテルに到着したのは12時過ぎ、チェックインは15時からでしたが、予約していた部屋がすでに空いていたため、そのまま部屋をアサインしてもらえました。
ヒルトンオナーズポイントで予約していたのは最安値の「 1 KING BED DELUXE」のルームカテゴリーの部屋で1泊37,000ポイント、宿泊日の前々日にアプリからログインしてみると、「EXECUTIVE FLOOR 1KING」へのアップグレードが確定、24時間前にはアプリからのチェックインもできるため、部屋番号を特定してチェックインを済ませていました。
チェックイン手続きはスムースでしたが、スタッフの説明はほとんどなく・・・ホスピタリティがない事務的な対応でした。
客室
選んだ部屋は、上層階の端の部屋、静かな部屋が良いかと思って選びました。
部屋に入ると、この風景。長方形の部屋ではなく、三角形の特殊な形の部屋でした。
ベットルーム
アメリカンサイズのキングサイズのベッドが1台、ワーキングテーブルも用意されています。
室内の雰囲気はクラシカル、少し古い感じがします。
室内のソファは、一人掛けのものが1台、2人部屋ですが、標準的にはおひとりさまで利用されるのだと思います。
壁側にはテレビとチェストがあり、収納スペースは十分。
窓からは、ホテルの隣にある「ihop」が見えました。このレストラン24時間営業、いつでも好きな時にアメリカンなパンケーキが楽しめます。
妻は「ihop」の大ファン、夜中におなかが空いても、いつでもパンケーキを食べに行けるのはうれしい点、部屋から「ihop」が見えるとは思ってもいませんでした。(ただ・・・結局利用せずに終わりました・・・)
客室アメニティ
テレビ台の下には、冷蔵庫と金庫、どちらも部屋にあると便利な設備です。
さらに隣のキャビネットを開けると、電子レンジとコーヒーメーカー、アイスペールが用意されていました。郊外型のモーテルには電子レンジが備えられていることもありますが、ホテルで電子レンジがあるのは珍しく、これはとても便利。
テイクアウトしたものを部屋でいただくときに電子レンジがあると食事の幅も広がります。
クローゼットは大きめサイズ、中にはアイロンとアイロン台もありました。
古き良きアメリカのホテルといった設備が揃っていてとても助かりました。
バスルーム
バスルームは標準的なサイズ、茶色の大理石柄の洗面台はヒルトンホテルでよく見かけるもの。
バスタブはなく、シャワーのみ。市内中心部ではバスタブがないホテルも多いので、気になりません。完全にシャワールームが区切られているので、水濡れが広がることもなく、このタイプの方が使いやすかったりします。
アメニティはクラブツリーイブリンのもの。いつもの慣れた香り、安心して利用できました。
その他
ホテルは建てられてから相応の年数が経っているのか、若干古めの印象。設備類に経年変化もみられましたが、メンテナンスがキチンとされているのか、使っていて困ることはなく、特に問題はありませんでした。
チェックインの時にはホテルのサービスの案内がなかったのですが、部屋に入ると、案内の紙が用意されていました。
エグゼクティブラウンジのサービス内容と営業時間のほか、館内レストランの案内。せっかくエグゼクティブフロアにアップグレードされたのでしたら、ラウンジを利用したいと思うもの。チェックイン時に案内はありませんでしたが、このペーパーがあったので、サービス内容がわかりました。
朝食のほか、イブニングカクテルのサービスがあるとのこと、日中はソフトドリンクのサービスがありますので、終日利用できそう。せっかくなので、イブニングカクテルと朝食ともに利用してみることにしました。ラウンジでのサービス内容は別記事で紹介しています。
消去法的に選んだアーリントンのホテルでしたが、部屋数やサービスなど大型ホテルにはない良さがあり、ここにして正解!便利だと感じました。古さは、言い換えれば、クラシカルな雰囲気でもあり、落ち着けて良いものと思いました。
2025年5月ワシントンDC旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓
コメント