久しぶりに集まる会社の同期会、全員が集まりやすい新宿周辺でお店選び。せっかくなら「おいしい食事をゆっくり楽しめるところがいいよね」ということで、新宿タカシマヤにあるスペイン料理レストラン「ミゲルファニ(MIGUEL y JUANI)」へ行くことになりました。
「ミゲルファニ(MIGUEL y JUANI)」はスペイン・バレンシア地方に本店を構え、本場のパエリアを提供するお店としてミシュランにも掲載された名店の日本上陸店。パエリアの世界チャンピオン監修のもと、現地と同じレシピ・技法・専用鍋で調理されるパエリアが自慢です。評判のよいパエリアを味わうのを楽しみに当日を迎えました。
メニュー
コースメニューの設定もありますが、好きなものをアラカルトでオーダー、その方が好きなお料理が試せると思ったもの。
こちらのお店の一番の売りは、もちろん、パエリア。
パエリアだけで5種類、肉、魚介、野菜、イカ墨と特徴的なものばかり、どれも食べてみたいと思ってしまいます。さらに・・・
細いパスタを使ったパエリア「フィデウア」もあり、両方食べてみたいものの、4人でどのくらいなら食べられるのだろうかと思い、スタッフさんに確認しながらオーダーしました。
そのほか、生ハムやサラダ、
タパス類、
アヒージョなど前菜としていただけるメニューが多数あります。
この日は4人で訪問したので、いろんな料理をシェアして楽しみました。どれも手が込んでいて、お酒と一緒に楽しむのに最高のラインナップ!でした。
■ フランツィスカーナー ヘーフェヴァイス
ドリンクには、酵母が瓶の底に溜まっているビール「フランツィスカーナー ヘーフェヴァイス」をオーダー。ちょっと白濁した見た目で、やわらかい口当たりと自然な甘みが特徴のビール。
注ぎ方が独特で、ヴァイツェンビール専用の背の高いグラス(ヴァイツェングラス)を用意し、最初にグラスを斜めにしてビールを注ぎ、泡がグラスの3分の1ほどまで達したら、グラスをまっすぐにして注ぎ続けます。最後に瓶の底に残った酵母を軽く振って、ビールに加えることで、フランツィスカーナー特有の濁りと風味を楽しむことができます。
スタッフさんが説明しながら注ぐパフォーマンスを見せてくださり、一同盛り上がりました。
■ お通し
最初にお通しでポテトサラダとクラッカーが出てきました。美味しいポテトサラダにペッパーの風味が効いていてお酒によく合います。
■ ムルシア風サラダ
トマト、オリーブ、ツナのスペイン定番のシンプルなサラダ。オリーブがアクセントになっていました。
■ ハモンセラーノ、イベリコサラミ、イベリコチョリソーの盛り合わせ
塩加減が強め、これもアルコールと合わせるのにちょうどよい塩梅。
■ タパス盛り合わせ
見た目も華やかなプレートには、スペインオムレツ、オリーブ、ポテトの素揚げ。ひと口サイズでどれも美味しく、乾杯のビールが進みます。
■ アヒージョ(小海老)
ガーリック入りのオリーブオイルで焼き上げられたもので、風味抜群。
■ アヒージョ(マッシュルーム)
もう一品は、マッシュルーム。ベットバゲットをオーダーし、海老出汁がでたオリーブオイルに絡めていただきました。何よりも海老の風味満点、美味しいと思いました。
■ パエリア(バレンシア風)
tづいてお待ちかねのパエリアです。パエリアはオーダーが入ってから作り始められるため、30-40分程度かかるとのこと。迷わず最初にオーダーしておきました。
最初の一皿はミゲルファニの代名詞ともいえる本格パエリア!この日はバレンシア風パエリア(Paella Valenciana)を選びました。鶏肉から良い出汁が出ているので、パエリア向き、肉のうまみがしっかり聞いているパエリア、4人であっという間に平らげました。
■ イカ墨のフィデウア
もう一つのメインとして選んだのが、イカ墨のフィデウア(Fideuà Negra)、フィデウアとは、細いパスタを使ったスペイン版パエリアのような料理です。
黒く艶やかな見た目に驚きつつ、ひと口食べると…コクが深い!濃厚なイカ墨風味のパスタの食感が絶妙で、これはぜひ一度試していただきたい逸品でした。
料理が美味しいと、会話も自然と弾むもの。お互いの近況報告をしながら、「このパエリア香りがいいね」と盛り上がると時間はあっという間に過ぎていきました。
店員さんの対応も丁寧で、程よいタイミングでお料理が運ばれてくるのも嬉しい点、さすが名店と思いました。
次回はランチにも行ってみたい!と思いました。
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