【四ツ谷グルメ】本格スリランカカレー店「シナモンガーデン」で味わうビリヤニとごほうびプレートは彩りよくスパイスが効いた一皿

ランチ

休日のランチで四ツ谷しんみち通りにある本格スリランカカレーの「シナモンガーデン」に行ってきました。

四ツ谷駅側からしんみち通りを中ほどまで進んだ右側、飲食店が複数入店するビルの2階にあります。

店頭に出ていたのがこの看板、初めてのお客さんでもどんなお料理のお店かわかりやすいもの。

お弁当のテイクアウトできるようです。階段を上って2階の店舗へ。

店頭には、今週の日替わりカレーはビーフの看板、店内に入ると2人席に空きがあり、そのまま席に案内されました。

ランチタイムのメニューは、カレーのプレートとビリヤニ。カレーはダールとチキンが定番、加えて週替わりのカレーの3種類あります。

その他、デザートやドリンク類も充実、4種類もデザートがあると食べたくなります。

ただ、初めての訪問でカレー類のボリュームがわからないので、カレーをいただいてから決めようと、まずはランチメニューの中からお料理を選びました。

お料理のオーダーを終えた後は、メニューの冊子の中にあったスリランカカレーの解説を読みながら、お料理が来るのを待ちました。

妻はスリランカの渡航経験があるほか、夫婦ともに日本でスリランカ料理のお店に何度か出かけているので、スリランカカレーの特徴は理解していたものの、改めて説明を読むと、よりおいしくお料理が楽しめそうと思いました。

■ カレー3種のごほうびプレート(1,680円)

妻は3種類のカレーと6種類の副菜が付いた「ごほうびプレート」を選びました。3種類のカレーを一度に楽しめるプレートで、それぞれの個性を食べ比べながら味いたいと思ったのが選んだ理由。

大き目のプレートに、3種類のカレーと副菜がバランスよく盛り付けられ、プレート全体が彩りよくきれいなお料理。運ばれてきた瞬間、思わず「美味しそう」と思わず口にしてしました。

オーダーの時に辛さについて聞いてみると「控えめ」との案内があったのですが、実際にいただいてみると、辛味に比較的強い我が家でも、しっかりと辛さを感じる仕上がり。辛いカレーが苦手な方にはきついかもしれません。

ただ刺激的なだけではなく、スパイスの香りと旨みが段階的に広がるため、後から追加することもできる「チリ」は不要でした。

カレーのうち、チキンとビーフは、やや塩味がしっかりめで、はっきりした味わい、ダールは硬め炊きあがりの豆、辛みは控えめの優しい味わいです。

印象的だったのは、チキンやビーフはカレーにホールスパイスがそのまま使われていること。口に含んだ瞬間に立ち上る香りが力強く「スパイスが効いている」という表現が、まさにふさわしいとおもいました。

カレーと並んで印象に残るのは、副菜の美味しさ。野菜の甘みや食感が異なる味わい、スパイスの効いたカレーの合間にいただくことで味わいに変化がつけられます。少しずつ混ぜながら食べ進めることで、一口ごとに味が変わり、いろいろな味になるため、最後まで飽きることなく楽しめました。

ライスはバスマティライス、軽やかで香りがよく、スパイスの効いたカレーや副菜との相性は抜群でした。

お料理を楽しむうえでよかったと思ったのは、メニュー冊子に料理の説明が詳しく記載されていたこと。スリランカ料理に馴染みがない方でも、内容を理解しながら食べることができ、料理への理解が深まることで、食事そのものの満足度も自然と高まるのではと思いました。

お料理を楽しんでもらいたいという、お店の姿勢が伝わってきました。

■ チキンビリヤニ(1,580円)

夫はチキンビリヤニを選びました。

スパイスの効いた炊き込みご飯に、チキンとゆで卵のローストにチキンカレー、そしてピクルスと桜海老のふりかけが添えれらています。

ビリヤニは香り高く、スパイスとライスの一体感を楽しめる一品。チキンのサイズが大きめ、ゆで卵もあってボリューム満点。ホールカルダモンが入っていたりなど、こちらもスパイスが心地よく効いていました。


彩り、香りなどそのすべてが揃ったプレートは満足度大、初心者向けに丁寧にカレーの説明が書かれているなど、気軽に楽しめるのがありがたいもの。

本格的でありながら親しみやすく、スリランカ料理がいただけるお店、次回は一番美味しかったダールのカレーを試してみたいと思っています。

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