2025年4月全日空ANAシドニー-羽田NH890(SYD-HND)ビジネスクラス【搭乗記】復路は羽田行きの直行便がやはり楽、ANAのきめ細かなサービスと美味しい機内食を満喫

エアライン

空港ではシンガポール航空ラウンジに滞在、のANAの発着するゲートはラウンジから離れた場所にあるため、少し早めにラウンジを出て搭乗口に向かいました。搭乗口に行ってみると、ちょうど搭乗が始まる時刻、そのまま搭乗待ちの列に加わり、搭乗しました。

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座席、アメニティ

ビジネスクラスの席配置は、スタッガードタイプ。どの席からも通路に出やすく、プライベート感もあるので快適な座席です。

自分の席に行ってみると、アメニティなどがすべて座席の上にセットされていました。

海外発のフライトのアメニティは、平らで四角のポーチ、搭乗時に配布されていたのは、ターコイズブルーの澄んだ青色のものでした。

スリッパはビニール包装されておらず、紙でまとめられているもの。現在のアメニティがビニール袋に入っていないなどと同様、環境への配慮がなされています。

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機内食

飛び立った後、間もなくドリンクサービスが始まりました。

アミューズが配られる前に厚手のおしぼりと、最初の飲み物が配られました。

機内食は、搭乗後に提供、その後は自由なタイミングで軽食をオーダーできる方式。12時過ぎのフライト、最初の機内食サービスはまさにランチ、美味しくいただけそうです。

さて、メニューですが、あらかじめANAのサイドで予習をしておきました(笑)こちら

アミューズ

■ カプレーゼ、鶏とピスタチオのテリーヌ

メニューの名前通りのお料理が運ばれてきたのですが、何か華やかさに欠けている・・・彩りの緑がないのが要因のように思いました。カプレーゼに生バジルの葉が入っていたり、付け合わせに彩り野菜があるとよかったと思います。

メインの食事は、夫は洋食、妻は和食を選びました。

洋食

洋食はアペタイザーとメインの2皿構成です。

■ 生ハムのタブレサラダ ホタテソテーとイエロービーツピューレを添えて

アペタイザーは帆立、海老、生ハムが使われている少し豪華な一皿、ビーツのピューレのドレッシングが美味しく、パンが進みます。

■ 白身魚のソテーとロブスター ロブスタークリームソース

白身魚とロブスターという食材に惹かれ洋食のメインも魚に。ロブスターの出汁が効いたソースが美味しいもの、ソラマメのホクホクさ加減もよく、美味しい。

和食

和食も前菜、主菜と2回に分けてサーブされました。

■ 前菜 芽キャベツの白掛け、玉子焼き、さつま芋チーズ寄せ、じゃが芋田楽味噌
■ 小鉢 クレソンとしめじ茸の胡麻浸し、和風海老マヨネーズ

こちらもメニュー通りのお料理、日本発の機内食に比べると、クオリティに若干の違いがありますが、和食にはなっています。

ただ、よく見ると、みそ田楽はサトイモかと思っていただいてみるとジャガイモだったり、海老マヨは和風と書かれていますが「これ和食?」と思うお料理、前菜の皿にある玉ねぎの酢漬けの色合いがビーツ?だったりと、ちょっと違う食材や色合いに仕上がっています。

■ 白身魚揚げ浸し みぞれあん掛け

主菜にご飯、味噌汁、漬物の組み合わせはまさに和食、全日空のフライトを利用してよかったと思う機内食です。

メインは白身魚の天ぷら、出汁のきいた大根おろしで和えてあって、さっぱり。ただ、少し味が濃いめで、ご飯を一緒にいただかないとと思うお味でした。

この日のごはんは状態がよく、美味しい。海外でパン食が続いているときにホッとできる食事でした。

食後のデザート、お茶

■ ヘーゼルナッツムース、フルーツ

食後のデザートは、和食、洋食共通のもの。ムースとフルーツ、チーズの3種類の中から、妻はムースとフルーツを夫はフルーツのみを選びました。

ムースは濃厚なお味、少し大きめでしたので、少々持て余す感じ、フルーツは甘いもの揃いで美味しいと思いました。

食後には、紅茶をミルクで。添えられているのは「Mason Cacao」のショコラ。日本への帰国便に搭載されているチョコレート、夫婦ともにこのチョコレートが好きなので、帰国便に乗るのが楽しみだったりします。


食事の後は、眠ろうかと思いましたが、昼間のフライトで眠くならず、そのまま旅行中に撮影した写真の整理などをして過ごしました。

フライトの途中で小腹が空いた夫は、気になっていたデザートの残り2種類をオーダーしていたようです。

チーズは3種類でいずれも個性のあるお味、香りも強くチーズらしさ満点だったようです。

さらにムースも。濃厚なナッツのムースはやはり少し持て余したようでした。

到着前の食事

フライト中は、サンドイッチや牛丼、ラーメンなどの軽食のオーダーが好きなタイミングでできますが、到着前にと和食、洋食のセットメニューが用意されています。

到着2-3時間前になると、軽食を頼み始めるお客さんが出てきて周囲から美味しそうな香りが漂ってきます。到着前にはCAさんから食事をするかどうか確認もありますので、多くの方が2回目の食事を召し上がります。

■ ANAオリジナル ~香る福岡~ コク旨とんこつ風ラーメン

妻は、到着前の食事にと、ラーメンとフルーツ、フォンダンビスキュイの組み合わせでオーダー。とんこつラーメンはいつもながらの美味しさです。このメニュー「とんこつ風」とあるように、実際には豚骨は使っていないヴィーガンメニュー、豚肉は使っていないといわれても全く分からない気が付かない仕上がりのお料理で驚いてしまいます。

そして、妻はこのフォンダンビスキュイの大ファン、クッキーなのですが、チョコレートのようなお味、サクサクなのにチョコレート?で初めていただいたときにとても驚きました。

このビスキュイ、レーマン社の製品、デパ地下で販売されているようなスイーツなのですが、出店されているデパートが限られていて、都心だと上野松坂屋のみで、東武池袋と明治屋恵比寿で販売されている程度。入手しにくいので、工場のある和光市にふるさと納税寄付をしてお礼の品にいただこうと思ったほどです。

■ 小鉢 烏賊とゴーヤのツナ和え
■ 主菜 焼き鳥ねぎま風

夫は珍しく和食のセットをオーダー。ねぎま焼鳥の甘醤油のたれがごはんとベストマッチ、この和食はとても美味しかったようです。

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感想など

シドニーからの帰国はANAの直行便、昼にシドニーを出発し、夜遅い時間に羽田に到着するスケジュールもの。出発がゆっくりで最終日の朝はあわただしさがなく、そして、昼間のフライトで機内食も美味しくいただけ体調を崩すこともないなど、いいことづくめのフライトでした。

シンガポール航空を利用して、シンガポール乗り継ぎで2フライト楽しむのもよいですが、直行便で帰国できると旅の疲れも少なくなり帰国後の生活がスムースというメリットあり。目いっぱいシドニーを楽しむ場合には直行便を利用したいと思いました。


2025年4月シンガポール旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

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