2025年8-9月に出かけたシアトル旅行はアシアナ航空を利用したため、ソウル仁川国際空港でのトランジットがあり、往復ともに空港内ではラウンジで過ごしました。
仁川国際空港は、アジア有数のハブ空港、スターアライアンス加盟航空会社搭乗時には利用できるラウンジが複数あります。ソウルを本拠地とするアシアナ航空と、シンガポール航空の2社のラウンジです。
なかでも人気なのがシンガポール航空 の「クリスフライヤーラウンジ」。上質な空間と食事で評判ですが、2025年現在、営業時間が変更され、早朝の利用ができなくなっている点には注意が必要です。今回は、早朝と夕方とトランジットタイムがあったのですが、タイミングが合わず往復ともに利用できなかったので、事前確認をしておくべきと反省しました。
最新情報の検索は、スターアライアンスのホームページにある「Lounge Finder」が便利です。
仁川国際空港のスターアライアンス系ラウンジ一覧と場所
仁川空港第1ターミナルでは、スターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス・上級会員向けに以下5か所のラウンジがあります。
航空会社 | 営業時間 | 場所 | |
アシアナ航空ビジネススイートラウンジ | 5:00-22:00 | ゲート11 | |
アシアナ航空ビジネスラウンジ | 東EAST | 5:00-22:00 | ゲート11 |
中央CENTRAL | 6:00-22:00 | ゲート26 | |
西WEST | 6:00-00:30 | ゲート42 | |
シンガポール航空シルバークリスラウンジ | 08:20–11:00 13:45–16:25 20:50–23:30 |
ゲート29 |
アシアナ航空は4か所あり、そのうちのビジネススイートラウンジは、ビジネススイート(旧ファーストクラス)利用者とアシアナ航空マイレージプログラムの上級会員のみが利用できるラウンジです。
アシアナ航空ラウンジは、左右にバランスよく配置されています。
アシアナ航空 ラウンジ
アシアナ航空で利用できるラウンジは3か所、いずれも基本的なサービスは同じで、広めの空間と休憩用のシートを備えています。
ただ、スターアライアンス系航空会社の乗客はこちらを利用することが基本となるため終日利用者が多く、地元のフリークエントフライヤーが多数利用することもあり、快適な座席はすぐ埋まり、シャワールームも待ち人数が非常に多くなってしまう傾向があります。
詳しいラウンジの様子は、2024年9月利用時のブログ記事をご覧ください。サービス内容には変化がありませんでした。
シンガポール航空 クリスフライヤーラウンジ
落ち着いた照明とスタイリッシュな内装、料理・ドリンクのクオリティはアシアナ航空より高く、静かな雰囲気で過ごせるのが魅力のラウンジです。
アシアナ航空に比べると小規模で座席数が少ないのですが、あまり利用者に知られていないのかアシアナ航空ほど混雑しないのがメリットではあります。
ラウンジサービスの内容は2024年9月利用時にグログ記事で紹介していますのでご覧ください。
シアトルのトランジットではクリスフライヤーラウンジ利用できず
先日のシアトル旅行では、往路は当日乗継で仁川国際空港にいたのは16時半~18時、復路は翌日乗継で早朝から8時までの時間帯、シンガポール航空の「クリスフライヤーラウンジ」の居心地がよかったので、利用するつもりでいたのですが・・・
往路で行ってみると、Afternoonの営業時間が終了したところ。復路は9時発のフライトのため、残念ながら往復ともに利用できませんでした。
仕方なくアシアナ航空ラウンジを選びました。
アシアナラウンジは座席数が多く空間は快適ですが、人気エリアはすぐ満席に。食事も軽食中心で、品揃えや味の面ではどうしても物足りなさを感じます。一方で「とりあえず朝から休憩できる場所」と割り切れば便利です。
このように、アシアナ航空のラウンジはほぼ終日利用可能なのに対し、シンガポール航空ラウンジは朝8時20分からしか開かないため、午前便利用時には実質使えません。2024年利用時には朝6時15分から営業していましたので、時間変更はとても残念でした。
仁川空港で快適に過ごすためには、「どのラウンジが何時に開いているか」を出発前に調べておくことが何より大切と実感。ラウンジは終日営業していると妄信して、事前確認が甘かったのが敗因、次回からはしっかり準備をするつもりです。
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