ワシントンDCにあるダレスインターナショナル空港には鉄道の乗り入れがあり、空港から市内までは、ワシントンメトロのシルバーラインが通っています。
シルバーラインは、ワシントンDC中心部の西側から東側に伸びる、東西を横断する路線、2022年に空港まで伸張、市内へのアクセスが非常に楽になりました。
入国した後は「Metro」の案内を見ながら駅まで移動、案内があちらこちらに出ているので、とても分かりやすいルートです。
空港駅まではターミナルビルから5分ほどで到着。
チケットはこの自動販売機で購入します。チケットの種類は、1日券などのPassと都度払いかのいずれか。都度払いでも、「Smart Trip」というプラスティックカード（2ドル）の購入が必要です。
我が家は以前ワシントンDC旅行に出かけたときにカードを購入していたので、そのカードを持参、前回の旅行の時に残高を残していたので、そのまま利用することができました。
このカードは、日本のsuicaと同様、前払い式のプリペイドカード。残高がなくなる前に駅でチャージして使います。チャージは現金のほかクレジットカードも利用できます。現金を持たなくても利用できるのは楽です。
郊外のシルバーラインは地上の運行、高架線路を走ります。
電車の運行本数は10－15分に1本の運行、間隔が多少空きますが、時刻表を気にしなくてもよいレベル感ではあります。
車内はサンフランシスコなどほかの都市の地下鉄と同じくらいの清潔度。乗客は学生さん、サラリーマンなど普通の人が多く、治安で不安になることはありません。
空港から市内へは1時間弱。乗っているだけで中心部に行けるので、とても楽です。空港までシルバーラインが伸張するまでは、安価に空港へ移動するには、市内からバスでアクセスするか、空港近くのシルバーラインの駅まで電車で移動し、そこからバスに乗車するかの2択、所要時間が読みにくかったのに比べ、安心して空港と市内の移動ができるのが便利でメリットがあると感じました。
市内の地下鉄駅の構造はほぼ同じ。トンネルの両サイドにホームがあり、トンネルの天井の形状や地上へのエスカレーターのデザインがどの駅も同じ印象なので、どこの駅にいるのか一瞬迷ってしまいます。
最初の日はアーリントンにあるヒルトンホテルを予約していましたので、最寄り駅「Ballston–MU」まで行き、それから地上に出てホテルに向かいました。
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