福岡出張での同僚との会食、予約してくれていたのは、もつ鍋の有名店「前田屋」の西中州店。博多の名物を上質な空間でいただけると評判のお店で、同僚お薦めのもつ鍋をはじめとする福岡名物を堪能してきました。
ゆったり語らえる、清潔で上質な店内
前田屋 西中洲店は、店内がとてもきれいで落ち着いた雰囲気。もつ鍋店など鍋やお酒を中心に楽しむお店は、グループ宴会が多かったり、居酒屋風のお店が多いもの。こちらのお店は2025年9月にオープンしたばかりの新しい店舗、店内はとても清潔感があって、上品な雰囲気。席間もしっかり確保されているため、同僚との会話もゆっくり楽しめました。落ち着いて過ごしたい時には特におすすめです。
また、事前予約ができる点も魅力。ほかのお店では予約ができず、並ぶしかないのですが、こちらはネット予約が可能。人気店のため、確実に入りたい場合や、時間を節約したい時などは予約しておくのが安心です。
前田屋のメニュー紹介
前田屋の魅力は、看板メニューのもつ鍋が美味しいこと。

もつ鍋は、味噌・しょうゆ・辛味噌の3種類スープベースがあります。ぷりぷりとした小腸の甘みを引き立てるように、味噌はまろやかで奥行きのある味わい、しょうゆはすっきりとした香ばしさ、辛味噌は唐辛子のキレと旨味が共存する、洗練された仕上がりとのこと、何をいただくのが良いか迷ってしまいます。
追加具材も豊富で、もつの増量はもとより、黒せんまいや野菜盛りを加える楽しみもあります。
そして、鍋の締めには、ご飯、麺など種類多く用意されています。

食材の質にこだわった福岡ならではの一品料理も充実しており、鍋が煮えるまでの時間も楽しめます。
メニューを見ながら、一番お薦めという味噌ベースのもつ鍋を人数分、そして、一品料理を追加して注文しました。
お通しは名物「いかしゅうまい」
お通しとして提供されたのは「いかしゅうまい」

ふんわりと柔らかく、いかの甘みがしっかり感じられる上品な味わい、出汁の効いたあんも美味しく、丁寧な仕事が伝わる一品。一粒しかないのが残念、もっと食べたいと思うお料理でした。
新鮮さが際立つ「胡麻さば」
最初に運ばれてきたのは、前菜代わりに注文した「胡麻さば」。

福岡では定番の郷土料理ですが、長浜市場から仕入れた真さばを贅沢に分厚く切り出したもの、ひと口目から鮮度の良さを感じられる上質な一皿でした。脂がしっかりとのった鯖に、海苔の香りとみょうがの爽やかな風味が驚くほどよく合います。素材の魅力を最大限に引き出す繊細な味付けででした。
とろけるように柔らかい「味噌もつ鍋」
続いて運ばれてきたのが、メインの味噌もつ鍋。

運ばれてきたときにはすでにしっかり煮込まれた状態、一番上のニラに火が通ったラ食べられるとのこと。
ぷりぷりとしたもつが丁寧に煮込まれており、柔らかくとろけるような口当たりが印象的です。味噌のコクが野菜と絶妙に絡み合い、深みのある味わいに仕上がっていました。
中にはもつのほか、キャベツ、豆腐、ニラが入っており、食べ応えがある分量、もちろん足りない方にもつなどを追加することもできます。
〆には、ご飯、麺とある中から、前田屋こだわりで一番のお薦めという博多ちぢれ麺をセレクト。味噌のコクをしっかりと吸い込みながらも麺が伸びにくく、最後まで満足度の高い夕食になりました。
まとめ
福岡に詳しい同僚のお薦めは正解!新鮮な胡麻さば、とろける味噌もつ鍋、そして心地よい空間、選んでくれた同僚に感謝です。
どれを取っても満足度の高い「前田屋」は、さすがの有名店だと思いました。東京でももつ鍋がいただけるお店がありますが、現地でいただくのはやはり格別。福岡に出かけたときには美味しいものめぐりをしたいと思いました。
アクセスなど
前田屋 西中洲店は、福岡の中心・天神エリアと中洲エリアの間に位置し、観光にもビジネスにも便利なロケーション。最寄り駅は、地下鉄七隈線 天神南駅 徒歩およそ5分ですが、天神、中洲川端からもほど近い徒歩圏内。周囲は賑やかな繁華街でした。


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