2022年12月全日空羽田ーシカゴ(HND-ORD)ファーストクラス【搭乗記】新型THE Suiteのプライベート感ある座席は静かで快適

エアライン

羽田からシカゴへのフライトの機材は、最新型のB777-300ER、ファーストクラスは「THE Suite」と呼ばれる新しいファーストクラス。利用したことのない機材なので、搭乗するのを楽しみにしていました。

搭乗時刻になり、ANA Suiteラウンジを出て搭乗口に行ってみると、お子さん連れのお客様を機内に案内しているところ。みなさんの搭乗が終わってから、ファーストクラス、ダイアモンドメンバーから搭乗が始まりました。

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レイアウト

 

ファーストクラスは機体最前部に8席のみの配置、妻のフライトは予約は1人だけでしたが、実際に搭乗してみると、もうお1人お客さまがおられました。2人のみ。お陰で、終始静かでゆったりとしたサービスを享受することができました。

「THE Suite」の座席は、1人ずつ座席がドア付きの個室、プライベートが確保されるようになっています。

妻はK列を予約、もう1人のお客さんはA列を利用されていたので、左右に分かれて着席、4席ずつ利用する形となりました。利用する通路が異なるので、フライト中顔を合わせることはなく、最後までどのようなお客さんだったのかわかりませんでした。

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座席

日中のフライトということもあり、外の景色が楽しめる窓側の席にしました。

広々としたシートには、枕、ブランケットなどアメニティ類がセットされています。濃いブラウンのシート、とても落ち着ける色合いです。

座席の前には、大きなディスプレイ。43インチの4Kディスプレイ、大画面で迫力があります。

ディスプレイ側の足元には、手荷物を収容できるスペースがあります。機内持込サイズのキャリーバック程度は収容可能な大きさ、足元に荷物を置けると搭乗中に荷物の出し入れができるので便利ですが、妻が持ち込んだバッグは残念ながらここに置けず、上部の荷物収納棚に入れました。

壁で囲まれた座席は視線が遮られるので周囲の様子が気になりません。

座席に座って隣を見ると、見える空間はわずか。

窓側には液晶画面付きのコントローラーが備え付けられています。コントローラーの画面には地図やフライト情報を表示させることができます。

座席の調整のボタンもコントローラーの隣にあります。座席の角度は3つのパターンからの選択、オットマンだけ、背もたれだけ角度を変える機能がないので、微妙な位置の調整が難しい方式。

そのほか、椅子を前後に移動させることができるので、テーブルとの距離の調整ができその点は便利でした。

窓の下には、小物入れ(2か所)と各種電源があります。

カメラやパソコン関係の小物、ポーチなどを手元に置くのにちょうどよいスペース、近くに置けるのはとても便利です。

小物入れの内側には、ユニバーサルタイプのPC電源、USB・HDMIポート、イヤフォンジャックがあります。 スマートフォンの充電のほか、ノートPC、タブレットの電源を取るのに便利な場所、とても使い勝手が良いと思いました。

座席の通路側の脇には、雑誌やタブレットを置く薄い台があります。この部分、開けてみると・・・

内側に鏡があります。ちょっとしたことですが、有難いもの。

窓のシェードは、スイッチで開閉します。このボタンを押すと

アコーディオンのように畳まれていたシェードが上下します。

初めての利用でしたので、あちらこちらのボタンを押して機能を確認してしまいました(^^ゞ

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アメニティ

機内に用意されているアメニティも至れり尽くせり。

機内ウエア(パジャマにカーディガン、そしてスリッパ。搭乗したら機内ウエアに着替えてしまうと快適に過ごせます。

アメニティはANAオリジナル「グローブトロッター」のポーチに入っています。

中身は、ザ・ギンザの化粧品「 エッセンスエンパワリング セット」(洗顔料、美容液)、
歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグ。

このほかCAさんが、ソックス、マスク、レッグシート、マスクなどを持ってきてくださいました。

マスクは、耳が痛くならないものとのこと、「とても快適ですよ。よろしかったら、滞在中にもお使いください。」と2つくださいました。

その他、リップや化粧水、オリジナルアロマ、ソックスなどもあり、至れり尽くせり。ソックスを試してみたところ、肌触りが良く暖かいお品、機内の冷えから守ってくれるもので快適でした。

ヘッドフォンは、ソニー製のノイズキャンセリング、耳をすっぽり覆うので、ノイズ遮断効果は抜群、映画を見たり、音楽を聴いたりしている間、没頭できました。

その他、有難かったのは、WIFIが無料で使えたこと。このカードの裏面に記載された番号を入力すると無料で利用できます。通信速度はあまり早くありませんが、調べ物をしたり、旅行の記録をメモしたりするには充分。

搭乗中、ほぼネットにつないで情報収集していました。

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お手洗い

ファーストクラスのお手洗いは前方。搭乗していたのが2人だけでしたので、いつでも気軽に利用できる状態。

パネルなどは木目調で、落ち着いています。

お手洗いの中にも歯ブラシがあるほか、マウスウォッシュ、ボディシートが置かれていて自由に利用できるようになっていました。

お手洗いはウォシュレット付き。機内のお手洗いでウォシュレットが付いているのは画期的。

洗面台も広々していて、とても使いやすいレイアウト。他社のファーストクラスのようにお手洗いの中にベンチがあったりとまではいきませんが、機能は十分でした。

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ベット

この日は、2人だけの搭乗でしたのでCAさんから「4席自由に使ってください」との案内、ベットは別の席に用意していただきました。

座席をフルフラットにしてマットを敷き、ベットが作られました。日中のフライトで搭乗していたのは日本時間の昼間の時間帯でしたが、到着後の活動に備えて、3-4時間ほど横になって休みました。

 


新機材だけのことはあり、座席周りなどは使いやすく、扉が閉まるとそしてプライベート感が確保されていて快適な空間でした。お客さんが少なかったため、食事をいただく席、眠る席、PC作業をする席と3席使わせてもらえたのもよく、12時間余りのフライトはとても短く感じました。

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